機能訓練とリハビリの違いって何? 運動不足解消と健康寿命を延ばせるデイサービスの機能訓練!

デイサービスにおける機能訓練とは


デイサービスで行われる機能訓練は、高齢者の心身機能の維持・向上を目的とした取り組みです。
単に体を動かすだけでなく、日常生活動作の改善や認知機能の向上、そして社会参加の促進など、多角的なアプローチを行います。

自立支援につながるデイサービスにおける機能訓練の目的

デイサービスにおける機能訓練は、単に体を動かすだけでなく、心身両面の健康維持・向上を目的としています。
具体的には、主に以下の4つの効果を期待して行われています。

1)身体機能の維持や向上・転倒予防

バランス能力の向上や筋力強化により、転倒のリスクを減らし、歩行能力の改善、関節の柔軟性向上、筋力強化など、日常生活動作の円滑化をサポートします。

2)認知機能の維持・向上

集中力や記憶力の低下予防、脳の活性化を促し、物忘れや判断力の低下を予防するすることで認知症予防にも繋がります。

3)心身の安定・心理的なサポート

運動によるストレス軽減効果だけでなく、他の利用者との交流による心の豊かさ、グループ活動を通じた自信や達成感を育み積極的に生活に参加できるなど、生きがいを感じられる機会を提供します。

4)社会参加の促進

デイサービスでの活動を通して、他の利用者との交流を深め、社会とのつながりを維持することができます。

デイサービスにおける機能訓練のメニュー例

デイサービスで行われる機能訓練のメニューは、施設によって異なります。
一般的には以下のようなものが含まれます。

ウォーミングアップ体をゆっくりとほぐし、運動の準備をします。
体操手足、体幹など、全身の筋肉を動かす体操を行います。
バランス訓練一点立ちや片足立ちなど、バランス感覚を養います。
歩行訓練安全に歩けるように、歩行の練習を行います。
認知機能訓練数え歌、パズル、ゲームなど、脳を活性化する活動を行います。
レクリエーション歌を歌ったり、楽器を演奏したり、他の利用者と交流する機会を設けます。

機能訓練とリハビリテーションの違い

機能訓練とリハビリテーションは、どちらも身体機能の改善を目的とする点で共通していますが、いくつかの違いがあります。

機能訓練リハビリテーション
目的日常生活動作の改善、心身機能の維持・向上・低下予防疾患やケガによる機能障害の回復や改善
対象者高齢者、要介護状態にある方など疾患やケガにより身体機能に障害がある方
実施場所デイサービス、介護施設など病院、診療所、クリニック、リハビリテーション病院など
医師の指示不要必要
実施者介護職員、理学療法士、作業療法士、機能訓練指導員など理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など
内容体操、運動、ゲームなど、多様な活動専門的な評価に基づいた個別計画に基づく治療

デイサービスで行われる機能訓練は、専門的なリハビリテーションほど厳格なものではありませんが、高齢者の生活の質を向上させる上で、非常に重要な役割を果たしています。

機能訓練の対象者

機能訓練は、高齢者の方であれば誰でも利用することができます。
特に、以下のような方におすすめです。

  • 運動不足を感じている方
  • 体力低下が気になる方
  • 転倒を心配している方
  • 認知機能の低下が気になる方
  • 社会参加を希望する方

個別機能訓練加算としての機能訓練

介護保険制度では、利用者の状態に合わせてよりきめ細かい機能訓練を提供するための「個別機能訓練加算」が設けられています。
この加算を受けることで、より専門的な指導や個別対応を受けることができます。                       

生活機能改善が目的!デイサービスの機能訓練の具体的な内容


デイサービスでは、単に体を動かすだけではなく、日常生活を送る上で必要な動作を円滑に行えるようにするための機能訓練が提供されています。
ここでは、具体的な機能訓練の内容についてご紹介します。

<デイサービスの機能訓練>立ち上がり動作

立ち上がり動作は、日常生活で頻繁に行う動作です。
この動作がスムーズに行えないと、転倒のリスクが高まります。
デイサービスでは、椅子からの立ち上がりやベッドからの起き上がりなど、様々な立ち上がり動作の練習を行います。

<目的>立ち上がり動作の安定性向上、筋力強化、転倒予防


<方法> 椅子から立ち上がる際の腕の使い方や足の運び方、立ち上がった後のバランス保持など、個別指導を行います。

<デイサービスの機能訓練>つまづき防止

つまづいて転倒してしまうことは、高齢者にとって大きなケガにつながる可能性があります。
デイサービスでは、つまづき防止のための様々な訓練を行います。

<目的>足の感覚の回復、バランス感覚の向上、歩行の安定性向上


<方法> 段差のある場所を歩く練習、視覚刺激を使った訓練、足裏の感覚を刺激する訓練などを行います。

<デイサービスの機能訓練>段差昇降動作

段差を昇り降りする動作は、日常生活で頻繁に行う動作です。
特に、段差のある玄関や浴室の利用には、スムーズな段差昇降が求められます。

<目的>下肢筋力の強化、バランス感覚の向上、段差への対応能力の向上


<方法> スロープや階段を使った昇降練習、手すりの使い方、足運びの練習などを行います。

<目的>下肢筋力の強化、バランス感覚の向上、段差への対応能力の向上

<方法> スロープや階段を使った昇降練習、手すりの使い方、足運びの練習などを行います。

<デイサービスの機能訓練>手指の運動(物を持つ・握る・つまむ等)

手指の機能低下は、食事や着替えなど、日常生活に大きな影響を与えます。
デイサービスでは、手指の運動機能を維持・向上させるための様々な訓練を行います。

<目的>手指の巧緻性向上、握力強化、物をつかむ力の強化


<方法>ボールを握る、洗濯物を畳む、箸を使って食事をするなど、日常動作を模倣した訓練を行います。

<目的>手指の巧緻性向上、握力強化、物をつかむ力の強化

<方法>ボールを握る、洗濯物を畳む、箸を使って食事をするなど、日常動作を模倣した訓練を行います。

<デイサービスの機能訓練>誤嚥予防

誤嚥は、肺炎の原因となるため、高齢者にとっては深刻な問題です。
デイサービスでは、誤嚥予防のための口腔機能訓練を行います。

<目的> 嚥下機能の維持・向上、口腔内の清潔保持


<方法>口を大きく開ける、舌を動かす、飲み込む練習などを行います。

<デイサービスの機能訓練>食事動作

食事は、生きる上で最も基本的な活動の一つです。
デイサービスでは、食事動作の自立を支援するための訓練を行います。

<目的> 食事の際の姿勢保持、食器の持ち方、飲み込みの練習


<方法>スプーンやフォークを使った食事、一口ずつゆっくりと食べる練習などを行います。

<デイサービスの機能訓練>発音・発声の訓練

言葉を発することが難しくなることで、コミュニケーションが取りづらくなり、孤立感を感じてしまうことがあります。
デイサービスでは、発音・発声の訓練を行い、コミュニケーション能力の維持・向上を図ります。

<目的> 発音の明瞭化、声量の向上、コミュニケーション能力の向上


<方法>発声練習、言葉遊び、歌を歌うなど、楽しい活動を通して行います。

これらの機能訓練は、個々の利用者の状態や目標に合わせて、個別に行われます。
デイサービスで提供される機能訓練を通じて、利用者はより自立した生活を送ることができるようになります。

生活の自立を目指すデイサービスの訓練:日常生活動作の機能訓練


デイサービスでは、単に体を動かすだけではなく、日常生活をより自立して送れるようにするための機能訓練が提供されています。
ここでは、特に日常生活動作に焦点を当て、具体的な機能訓練の内容をご紹介します。

日常生活動作の機能訓練を通じて自律支援につながる、利用者が期待できる主な効果

1)自立心を高める

日常生活動作を自分で行えるようになることで、自信や達成感を味わえます。

2)QOLの向上

身体機能の改善、認知機能の維持、社会参加の促進などにより、日常生活の質が向上し、より豊かな生活を送ることができます。

3)介護者の負担軽減

利用者が自立することで、介護者の負担を軽減することができます。

デイサービスの機能訓練【日常動作編】:衣服の着脱

衣服の着脱は、一見簡単そうに見えますが、高齢者の方にとっては、ボタンを閉める、ファスナーを上げる、袖を通すといった動作が難しく感じる場合があります。
デイサービスでは、これらの動作を安全かつスムーズに行えるように、以下の様な訓練を行います。

<目的>  上肢の筋力強化、協調性の向上、自立性の向上


<方法>ボタンの大きさや種類を変えたボタン掛け、ファスナーのスライダーの引き方、袖の通し方など、様々なバリエーションで練習を行います。
また、洋服の種類もTシャツからセーターまで、様々な種類を扱います。

デイサービスの機能訓練【日常動作編】:トイレ動作

トイレ動作は、プライバシーに関わるため、人前で練習することに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。
しかし、転倒のリスクを減らし、安心してトイレを利用できるようになるために、適切な指導を受けることが大切です。

<目的> 体幹の安定性向上、下肢の筋力強化、転倒予防


<方法>便器への移乗練習、手すりの使い方、衣服の脱着、排泄後の清潔保持など、トイレ動作の一連の流れを練習します。

デイサービスの機能訓練【日常動作編】:入浴動作

入浴は、清潔を保つために欠かせない活動ですが、高齢者の方にとっては、浴槽への入浴や体洗いなどが難しくなる場合があります。デイサービスでは、安全に浴槽に入浴できるよう、以下の様な訓練を行います。

<目的> 上肢の筋力強化、バランス感覚の向上、転倒予防


<方法>浴槽への移乗練習、滑り止めマットの使用、シャワーチェアの利用など、安全な入浴方法を指導します。
また、身体を洗う際の動作や、体を拭く際の動作なども練習します。

認知症の予防を目的としたデイサービスの機能訓練

認知症予防は、高齢者の健康維持において非常に重要な課題です。
デイサービスでは、様々な認知機能訓練を取り入れ、脳の活性化を図っています。

デイサービス:認知機能訓練の目的

  • 記憶力、注意力、判断力の低下予防
  • 脳の神経回路の活性化
  • 認知症の発症リスクの軽減
  • 意欲の向上、QOLの向上

デイサービス:認知機能訓練の種類

計算問題足し算、引き算など、簡単な計算問題を解くことで、脳の活性化を促します。
言葉遊びことわざを完成させたり、言葉のしりとりをしたりすることで、言語能力の維持・向上を図ります。
パズル簡単なパズルを解くことで、空間認識能力や問題解決能力を養います。
音楽療法音楽を聴いたり、歌を歌ったりすることで、感情表現やコミュニケーション能力の向上を図ります。
アートセラピー絵を描いたり、粘土をこねたりすることで、創造性を刺激し、ストレスを軽減します。

道具を活用したデイサービスの機能訓練

デイサービスでは、様々な道具を使って、より効果的な機能訓練を行っています。

道具を使ったデイサービスの機能訓練のメリット

1)単調な運動を楽しくできる

様々な道具を使うことで、単調な運動を楽しく行うことができます。

2)効果的に運動できる

目的に合わせた道具を選ぶことで、より効果的に運動を行うことができます。

3)安全に運動できる

セラバンドやセラプラストなど、安全に運動できる道具もあります。

タオルを使ったデイサービスの機能訓練

タオルは、身近な道具でありながら、様々な機能訓練に活用できます。

<目的> 上肢の筋力強化、協調性向上、柔軟性向上


<方法>タオルを引っ張る、ねじる、丸めるなど、様々な動作を行い、上肢の筋力や柔軟性を高めます。
また、タオルを頭に乗せてバランスをとるなど、バランス感覚の向上にも役立ちます。

セラバンドを使ったデイサービスの機能訓練

セラバンドは、ゴム製のチューブ状の器具で、抵抗運動を行うことで、筋力強化や関節の可動域拡大に効果があります。

<目的> 筋力強化、関節の可動域拡大、柔軟性向上


<方法>セラバンドを引っ張ったり、伸ばしたりすることで、肩、腕、脚などの筋肉を強化します。
また、抵抗の強さを調整することで、個々の体力に合わせて運動を行うことができます。

セラプラストデイサービスの機能訓練

セラプラストは、伸縮性のあるテープで、関節の動きを補助したり、筋肉の働きをサポートしたりする目的で使用されます。

<目的> 関節の痛み軽減、姿勢改善、運動機能の改善


<方法>痛みのある関節に貼ることで、痛みを軽減し、関節の動きをスムーズにします。
また、姿勢を矯正したり、筋肉の働きを補助したりすることで、運動機能の改善を図ります。

リハビリテーションに特化した「リハビリ特化型デイサービス」


近年、リハビリテーションに特化した「リハビリ特化型デイサービス」が増えています。

リハビリ特化型デイサービスの主な3つの特徴

1)専門性の高いスタッフ

理学療法士、作業療法士など、専門資格を持つスタッフが、個々の利用者に合わせたリハビリプログラムを作成し、指導を行います。

2)個別リハビリ

グループ活動だけでなく、個々の利用者に合わせた個別リハビリを提供することで、より効果的な訓練が可能です。

3)専門的な機器

運動療法機器や、日常生活動作の練習に役立つ機器などを導入し、より効果的なリハビリを行っています。

リハビリ特化型デイサービスが選ばれる理由

  • 専門的なリハビリを受けたい: 疾患やケガの後、専門的なリハビリを受けたい方。
  • 早期の回復を目指したい: できるだけ早く元の生活に戻りたい方。
  • よりきめ細かい指導を受けたい: 個別に対応したリハビリを受けたい方。

リハビリ特化型デイサービスを選ぶ際のポイント3点

1.提供しているサービス
どのようなリハビリメニューを提供しているかを確認しましょう。
2.スタッフの資格
専門資格を持ったスタッフが在籍しているか確認しましょう。
3.施設の設備
リハビリ機器や、安全に運動できるスペースが確保されているか確認しましょう。

「リハビリ特化型デイサービス」で行うプログラム例


リハビリ特化型デイサービスでは、利用者の状態や目標に合わせて、様々なプログラムが提供されています。ここでは、代表的なプログラム例をご紹介します。

基本動作(座る・立つ・歩く)の訓練

日常生活で最も基本的な動作である座る・立つ・歩く動作を安全かつスムーズに行えるように、個別指導を行います。

<目的> 転倒予防、自立性の向上、歩行能力の改善


<方法>椅子からの立ち上がり、歩行補助具の使用、バランスボールを使ったバランス訓練など

個別リハビリ

利用者一人ひとりの状態に合わせて、個別に行うリハビリです。

関節可動域運動

関節の柔軟性を維持・向上させるために、関節をゆっくりと大きく動かします。

<目的>関節の拘縮予防、痛みの軽減


<方法>理学療法士が、関節の動きに合わせて、ゆっくりと関節を動かします。

リラクゼーション

緊張を解きほぐし、リラックス効果を高めるためのプログラムです。

<目的>ストレス軽減、心身の安定


<方法>アロマセラピー、呼吸法、音楽療法など、様々な手法を用います。

筋力トレーニング

筋力を強化することで、日常生活動作の円滑化や転倒予防に繋がります。

レッグプレス

足で板を押すことで、下肢の筋肉を強化するマシンを使ったトレーニングです。

<目的> 下肢筋力の強化、歩行能力の改善


<方法>理学療法士が、利用者の体力に合わせて負荷を調整します。

レッグエクステンション

膝を伸ばす動作で、大腿四頭筋を強化するマシンを使ったトレーニングです。

<目的> 大腿四頭筋の強化、立ち上がり動作の改善


<方法>レッグプレスと同様に、理学療法士が、利用者の体力に合わせて負荷を調整します。

エルゴメーター

自転車型の運動機器で、心肺機能の向上や下肢の筋力強化を図ります。

<目的> 心肺機能の向上、下肢の筋力強化


<方法>ペダルを漕ぐ速度や負荷を調整することで、個々の体力に合わせて運動を行います。

歩行訓練

歩行能力の改善を目的とした訓練です。

平行棒訓練

平行棒を頼りに歩行練習を行うことで、バランス感覚を養い、歩行の安定性を高めます。

<目的> 歩行能力の改善、バランス感覚の向上


<方法>理学療法士が、利用者の状態に合わせて、平行棒の間隔や補助の度合いを調整します。

バランス訓練

バランスボードや不安定な面の上を歩くなど、バランス感覚を養う訓練を行います。

<目的> バランス感覚の向上、転倒予防


<方法>目を閉じて立つ、片足立ちなど、様々なバランス運動を行います。

機能訓練に特化した「機能訓練型デイサービス」


機能訓練型デイサービスは、利用者様の身体機能の維持・向上を目的とした、専門的なサービスです。
一般的なデイサービスと異なり、機能訓練に特化しているため、よりきめ細かい指導を受けることができます。

機能訓練型デイサービスの4つの特徴

1)専門スタッフの配置

理学療法士や作業療法士など、専門資格を持つスタッフが常駐し、一人ひとりの状態に合わせたプログラムを作成します。

2)個別指導

グループ活動だけでなく、個別指導を取り入れることで、より効果的な訓練が可能です。

3)専門機器の導入

運動療法機器や、日常生活動作の練習に役立つ機器などを導入し、より効果的な機能訓練を行います。

4)多様なプログラム

筋力トレーニング、バランス訓練、歩行訓練など、様々なプログラムを用意しています。

利用者様一人ひとりの身体の状態に合わせたプログラム


機能訓練型デイサービスでは、利用者様一人ひとりの身体の状態や目標に合わせて、プログラムが作成されます。

機能訓練型デイサービス:プログラム作成の主な4つのポイント

  • アセスメント: 身体機能の状態、運動能力、生活習慣などを詳しく評価します。
  • 目標設定: 利用者様と相談しながら、具体的な目標を設定します。
  • プログラム内容: 目標達成のために、最適な運動の種類、回数、強度などを決定します。
  • 定期的な評価: プログラムの効果を定期的に評価し、必要に応じてプログラムを修正します。

機能訓練型デイサービス:プログラムの一例

  • 筋力トレーニング
    筋力低下が気になる方に対しては、安全に負荷をかけられるマシンを使ったトレーニングを行います。
  • バランス訓練
    転倒が心配な方に対しては、バランスボードや不安定な面の上を歩くなど、バランス感覚を養う訓練を行います。
  • 歩行訓練
    歩行が困難な方に対しては、平行棒を用いた歩行練習や、歩行補助具の使用方法を指導します。
  • 日常生活動作訓練
    着替え、食事、トイレなど、日常生活動作の練習を行います。

機能訓練型デイサービス:プログラムを作成する上での注意点

安全第一: 利用者様の安全を最優先に考え、無理のない範囲でプログラムを作成します。
飽きさせない: 様々な種類の運動を取り入れ、飽きさせないプログラムを心がけます。
モチベーションを維持: 目標達成に向けた声かけや励ましを行い、モチベーションを維持します。

まとめ:リハビリができるデイサービスをお探しの方へ


「リハビリができるデイサービス」と一口に言っても、その内容は多岐にわたります。
この記事では、機能訓練とリハビリの基本的な違いから、デイサービスの種類、そして選ぶ際のポイントまで、詳しく解説してきました。

機能訓練を受けるメリット

  • 自立した生活を送れるようになる
  • 介護が必要になる時期を遅らせることができる
  • 心身ともに健康でいられる
  • 社会とのつながりを維持できる

デイサービスを選び、5つのポイント

1)自分の目的に合ったサービスを選ぶ

身体機能の維持・向上を目的とするのか、特定の疾患のリハビリを目的とするのか、など、自分の目的に合ったサービスを選びましょう。

2)専門スタッフの有無

理学療法士や作業療法士など、専門資格を持ったスタッフが在籍しているか確認しましょう。

3)プログラム内容

どのようなプログラムを提供しているか、個別指導を行っているかなどを確認しましょう。

4)施設の設備

リハビリ機器や、安全に運動できるスペースが確保されているか確認しましょう。

5)利用者の声

実際に利用している人の口コミや評判も参考にしましょう。

複数のデイサービスを実際に見学

デイサービスは、高齢者の生活の質を向上させる上で、非常に重要な役割を果たしています。
特に、機能訓練に特化したデイサービスでは、専門的な指導を受けることができ、より効果的に身体機能を維持・向上させることができます。

デイサービス選びで迷っている方は、一度、複数の施設に見学に行き、実際に話を聞いてみることをおすすめします。